いびき

このようなお悩みはありませんか?

  • いびきをかく
  • いびきが止まったあと、大きな呼吸とともにいびきを再開する
  • 寝ているときに息苦しい
  • 寝ているとむせる
  • 日中に強い眠気がある
  • 仕事や作業をしていても集中力が続かない
  • 起きた時に疲労感が残っている

居眠り

いびきをかきやすい人はどんな人?

いびきをかいている自覚がある、周囲に指摘されたなど、いびきをかく傾向にある人は下記のような特徴があります。

  • 太っている方
  • 口呼吸の方
  • 扁桃・アデノイド肥大のある方
  • 疲れ、ストレスが溜まっている方
  • よくお酒を飲む方
  • 鼻が詰まっている方
  • 下顎の小さい方

いびきをかくのは疲れのせい?肥満も原因?

睡眠時無呼吸症候群の症状の1つに、いびきがあります。
いびきは、舌や粘膜で気道が塞がれることによって起こります。そしてその原因は、以下のように分類されます。

一時的な原因

疲労

疲れ切って眠ったときなど、舌が喉の方へと落ち込み、気道を塞ぎます。

飲酒

寝る前に飲酒した場合など、舌の筋肉が緩み、喉の方へと落ち込んで気道を塞ぐことがあります。

枕が体に合っていない

枕の高さが高すぎると、喉や気道を圧迫してしまい、空気の通り道が振動することでいびきが生じます。一方で枕が低すぎると、口が開きやすく口呼吸をしやすくなるため、いびきをかきやすくなります。

慢性的な原因

肥満

太っている方は、気道まわりの脂肪も厚く、気道が塞がることでいびきの原因になることがあります。

口呼吸

口を開けて口呼吸をしているということは、口まわりの筋肉が緩んでいるということであり、これにより舌が落ち込み気道が塞がるケースが見られます。

扁桃・アデノイド肥大

扁桃腺やアデノイドの肥大によって粘膜が腫れ、気道が塞がってしまうケースです。

いびきを治すには?対策や改善方法

いびきそのものが悪さをするというわけではありませんが、いびきを改善する過程で、無呼吸の軽減が期待できます。

寝る時の姿勢を横向きにする

横を向いて寝ると、舌が喉の方へと落ちにくくなり、いびきの改善が期待できます。

寝る前に飲酒を控える

寝酒上気道まわりの筋肉が緩まないよう、寝る前はできるだけ飲酒を控えましょう。

肥満の解消・ダイエットをする

ダイエット太っている方は、気道の脂肪も厚くなりがちです。食事と運動に気をつけてダイエットをすれば、気道が広くなり、いびきの改善が期待できます。

マウスピース・マウスガードをはめる

マウスピースマウスピースをはめることで下あごを数ミリ前に出し、舌根を引き上げて気道を広げることができます。市販品もありますが、歯科医院では自分に合ったオーダーメイドのマウスピースを作ることができます。
マウスピース作成は、保険適応のものもあり、提携する歯科医院へご紹介いたします。

枕を変えるといびきは治る?

いびきを改善するために、枕を自分に合ったものに変えるのは大変有効な対策で、寝る時の姿勢や首の湾曲に合わせて選ぶ必要があります。
下記のポイントを参考に枕を選び、いびき改善・睡眠の質向上を目指しましょう。

枕を選ぶ時のポイント

  • 枕を使ったとき、肩と背中が布団に付く
  • 首に圧迫感がない、息苦しくない
  • 枕から頭が落ちずに安定する
  • 布団から腰が浮かない
  • 枕の硬さや質感が合っている、眠りやすい

いびきを起こす病気と治療方法

姿勢や生活習慣、睡眠時の環境を変えてもいびきが改善しない場合は、病気の可能性があります。

疑われる疾患:睡眠時無呼吸症候群

いびきの原因は、上気道(鼻から喉にかけて)のどこかで狭窄が起きることによります。その狭窄した箇所が閉塞すると、睡眠時無呼吸症候群となります。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に低呼吸の状態になったり、呼吸が停止したりを10回/1時間ペースで認められる場合を指します。
罹患者には、いびきと無呼吸を交互に繰り返すパターンが多いとされています。

症状がある場合やその症状が重い場合、日中の眠気による事故を引き起こす危険性があるため、早期の診断と治療が必要となります。このような症状に心当たりがある方は、早めに当院までご相談ください。

治療法:CPAP療法

装着したマスクから空気を送り、気道を確保することでいびき及び無呼吸を防ぐ治療です。
閉塞型の睡眠時無呼吸症候群に対して、現在もっとも有効とされる治療法です。

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